【ネタバレ】王馬小吉という人
⚠️V3のネタバレしかないです。未プレイの方は閲覧をご遠慮ください。
キャラ考察は名簿順にやろうかと思っていたのですけども、5章まで終わったところでなんとなく書きたくなったので、王馬くんについて考察的なものをしていきたいと思います。
- 簡単なプロフィール
王馬小吉(オウマコキチ)
CV下野紘
超高校級の総統
156cm 44kg
A型
6月21日
好きなものは炭酸飲料で、嫌いなものは豚足
一人称はオレ
三人称は基本男女ともに苗字+ちゃん(獄原に対してはゴン太、キーボはキー坊)
- 普段の王馬くん
「構成員一万人の謎の結社の総統」であると言う。しかし本人は嘘つきも自称しており、本気なのか冗談なのか読み取れない。
ふるまい、言動はまるで悪戯好きの子供のようなもので、コロシアイ学園生活という非日常の中でも他人をからかってばかりいる。
とにかく普段から嘘つきであるため、彼の言動は嘘か本当か見分けることが難しいです。
さて、ここからが本題です。
王馬小吉という人物について!!!です!!
この子は言うことが嘘か本当か怪しすぎるので、言っている事だけでなくいろんな角度から見てみましょう。
- そもそも……
そもそも王馬くんは、コロシアイのことをゲームだと言って楽しんでいる素振りをしていましたが、それについては嘘だと考えられます。
王馬くんが率いている組織「DICE」は「人を殺さない」且つ「笑える犯罪」をモットーとしているので、このコロシアイゲームは笑えない殺人が起きている時点でこのモットーとかけ離れているのです。
1章の時点では、このことを覚えていたのかわかりませんが……2章からはこのゲームが嫌だという思いを持っていたと思われます。
何故なら彼はあの時点でゲームを楽しんでいました。ですので動機と聞くと確認しないことはないと思います。そのときに部下達のこと、組織のことを思い出したのではないかと。
その時まで嘘をついて皆を困らせていたり、「悪の総統」だと言っていた手前キャラ変はできなかったのかな……と思ったけれど、これはただの妄想。
ここまでのまとめ。
王馬くんは、他の人の「死にたくない」といった類でコロシアイを拒絶しているだけではなく、いや、それ以上に「人が死ぬ」「笑えない犯罪」であるこのコロシアイを拒絶しているという結論。
- 他キャラとの関わり
王馬くんと関わりの深いキャラクターといえば、
獄原ゴン太
キーボ
入間美兎
百田解斗
が主でしょうか。
他に、よくいじられる夢野秘密子や邪険にしている春川魔姫も、ある意味関わりが深いといえますね。
その中でも、気に入っていた(信頼していた)人物と嫌いな人物がいたと思います。
そこでまず、王馬くんが気に入っていたであろう人物から掘り下げていきます。
獄原ゴン太
ゴン太くんは、基本人のことを苗字+ちゃん呼びをする王馬くんにしては珍しく、ゴン太と呼ばれています。
最初、おバカなゴン太くんのことをちょっと下に見ているところがあった為に呼び捨てだったのでは無いかと思いました(私の妄想)
閑話休題
とても優しく、紳士であることをとても大切に思っていた彼を一番最初に信用していたのは王馬くんです。
周りの人たちからは、王馬くんが制御しやすい、扱いやすいゴン太くんを従えているように見えていたと思いますが、きっと違うんじゃあないでしょうか。
そう考えるに至った出来事はこの2つ。
中庭にあった「いは うま」の落書き
見間違いかもしれないと言っていた「小さな虫」
この事を他の人たちはゴン太くんの気のせいだろうと片付けていましたが、王馬くんは後々伏線として使えるかもしれないと落書きに文字を書き足し、入間ちゃんに虫を吸い込む機械を作ってもらっていました。
王馬くんだけは「バカだなーゴン太は」と言いつつ最初から信じていたのです。
ここまでのまとめ。
上の行にも書きましたが、彼の発言を一番に信用していたのは王馬くんです。
ゴン太くんはバカと言われたりしていますが、それ以上に紳士ですので、皆が不安な気持ちを抱えている状態で「嘘」をつくわけがないと「嘘つき」な王馬くんは信じていたのだと思います。
3章(生徒会の関係)で離れる以外は、ほぼずっと一緒にいたふたり。
お互い(というかゴン太くんが王馬くんにとって)一番の理解者だったのかな。
と思ったけれど、妄想が入っている気がする。
入間美兎
入間ちゃんに関しては、パッと見ぞんざいな扱いを受けているように見えなくもないですが……王馬くんが一方的に気に入っていただけでなく、実のところ、彼女自身も王馬くんのことを気に入っている部分があったのではないかと思います。
1章で赤松ちゃんと最原くんにカメラの改造を頼まれた際、土下座されるまでなかなか承諾してくれませんでしたし、基本的に人に頼まれたものは作らないスタンスだったはずです。
にも関わらず、王馬くんは色々作ってもらっていました。
あの王馬くんが土下座をするとは思いませんし……
となると、少なからず信頼があったということになりますよね。
王馬くんに脅されたということはないと思います。
もしそうだとするならば、4章にて入間ちゃんが王馬くんを襲ったときに謝るように言い訳をしながら襲うはずがありません。
さらに、ヴァーチャル世界へ行く準備を王馬くんに手伝ってもらっている(4章)ことや、弱音を吐いていたり、モノクマと戦うことはしないが、勝てたときに「すぐに助けに来てね?」(ともに5章回想だったはず)と頼んでいました。
準備に関して椅子を運ぶということだったので、それなら王馬くんよりも背が高く力持ちであるゴン太くんに普通は頼むと思うのですが彼女は王馬くんに頼んでいます。
さらに彼女が弱気になることは度々ありましたが、あのように弱音を吐いたシーンはあの一度きりでした。
つまり、弱音を吐いた相手は王馬くんのみということです。
あのプライドが高い入間ちゃんがそうそう弱音を吐くことなんて無いと思うので、ここにはそれなりの信頼があったということになります。
「すぐに助けに来てね?」と入間ちゃんは言いました。
王馬くんがちゃんと助けに来てくれると信じていたのでしょうか。他の皆は絶対に王馬くんにこんなことは言いませんね。
以上のことから信頼していたことは明白です。
この考察を書くにあたってゲームを見直してたのですが、王入にしか見えなくて……
あー可愛いなーと思ってたんですけど、入間ちゃん最原くんに告白してましたね。
とりあえずこの話はまた別の機会に。
閑話休題
ここまでのまとめ。
入間ちゃんと王馬くんはお互いに信頼していた!!!!以上。
夢野秘密子
夢野ちゃんは、上記のふたりのようなわかりやすい信頼関係など無いです。
でも、王馬くんは結構気に入っていたんだと思います。
好きな子ほどいじめたくなる的なあれなんじゃないですかね。
王入もいいけど王夢もいいぞ……!じゃなくて、
とにかく嫌っては無いはずです。
キーボ
キーボに関しても夢野ちゃんと同じでしょう。
嫌いでは無いし、むしろ面白いキャラだと思っていたと思います。
あだ名で呼ばれていたのはゴン太くんと彼だけですから。
ふたりのまとめ。
夢野ちゃんとキーボは、純粋に面白いから気に入っている。以上。
気に入っていた人物と言えるのはこの人たちでしょう。
以下気に入っていないというか、どちらかというと嫌だった人物。
百田解斗
百田くんは王馬くんが嫌いというわけでは無いだろうけど好きでは無いだろう。
でも、改心をして一緒にコロシアイを止めようとしてくれるのを少しは期待していたんじゃないかな。
鬼ごっこも良くしていたし敵対しているようだったけど、「根は悪い奴じゃ無い」って言ってた気がしたのは妄想なんだろうか……
春川魔姫
王馬くん自身、暗殺者という彼女のことが嫌いだったはず。
これはほぼ断言できると思います。
彼女のことを「人殺し」と呼んでいたので。
他のみんなに対しては、すぐに言い返せるような軽いものが多いのに対し、彼女だけは絶対に否定できないような悪口を言っています。
彼女のことはこの「笑えない」コロシアイを仕組んだ首謀者と同じくらい許せなかったのでしょう。
以上が、王馬くんと関わりの深いキャラクターです。
こうやって考えると、王馬くんは決して素直に言わなかったけれど(遅くとも2章からは)皆のことを助けたいという思いがあったのでは無いかと思われます。
- まとめ
王馬くんは、輪を引っ掻き回すような存在だったけれど根はそんなに悪い奴じゃあないだろう。
ということです。
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