　もし、この世界で一つだけ願いが叶うとしたら貴方は何を願いますか？

　貴方に言ってるんですよ。

　この狂った物語の主人公さん。

　ほら、答えてくださいよ？と言ったものの、最後の裁判が終わり、希望も絶望もないような終わりを迎え……これからどうしようかという時に、神様を名乗る謎の人が出て来たらびっくりしますよね。

　それよりも仲間を何処にやったんだって？

　仲間……嗚呼、あの一緒に最後まで残ったキャラクター達のことですか。

　彼女達は一足先に元の世界へ送りました。

　安心してください、生きてますから。

　無事ですよ……今はね。

　　　　　 †

　嗚呼、願い事といってもなんでも良いわけではないですよ？

　私にもできることと出来ないことがあるので。

　例えば……

　元の記憶を戻して欲しい。

　なんてお願い。

　私の力でも流石にそこまでの力は無いのです。

　私は精々時を戻すくらいしか出来ません。

　何を驚いているのですか？　時を戻すのくらい造作のないことですけどねぇ……。

　あと主人公さんには記憶を引き継げる特典付きです。

　さぁ、最原終一。

　貴方は私に何を願う？

「僕は……」

ということで、主人公救済小説（予定）の冒頭でした。

続きは！！！書き次第pixivに載せるので！！！待っててね！！！

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